手のこむら返りの特徴と処置

手のこむら返りの特徴と処置

こむら返りは足に起こるものというイメージがありますが、実際にはその症状は足だけではなく背中や肩、首など上半身にも起こります。もっとも、言葉上は「こむら」というのは「ふくらはぎ」を意味するものですから、正確にはニュアンスが異なるのかもしれませんが、医学的に考えると起こっている現象は同じなのです。

 

その中には、手の指や腕、手のひら、手の甲など手で起こるこむら返りもあるのです。やはり手だとしても足のこむら返りと同じように、原因は電解質のバランスの崩れが多く見られますが、足と比べると手の場合は極度に疲労しているということは少ないので、その分生じにくいとは言えるでしょう。

 

しかしながら、人によっては手をよく使うことが多く、こむら返りが頻繁に起こるという人もいるでしょう。そういった人の場合、やはり使用頻度の高い利き腕において起こることが多く、局部的に疲労が蓄積しているケースが見られます。

 

腕の場合、筋肉が外側と内側にあり、さらに手のひらや指先の腱と関わりのあることも多く、多くの関節を操作しないと筋肉を伸ばすことができません。そのため、応急処置については足よりも難易度が高くなります。

 

こむら返りを起こしている側の手首を立てたり曲げたりすることで、極度に収縮している筋肉が伸びる位置をまず確定します。そして痛みが取れる位置でキープして、力を抜いたときに痛みが引くようであれば治ったと考えて良いでしょう。

 

手のこむら返りはラケットを持つスポーツなどで多く見られ、筋肉疲労時に起こりやすくなります。また、ウォーミングアップが不足している状態も危険ですので注意しましょう。